最先端技術の活用による教育の質的向上
2020年度に策定した本学DX推進計画は、医療系大学における学生参加型AI開発による学修者本位の教育の実現と普及を主軸として取り組みを進めているところであるが、ここ数年のVRや生成AIといった最先端技術の著しい進化を鑑み、これらの技術そのものを教育で活用することについて、情報センターで積極的に検討し、正規課程のカリキュラムに取り入れていくことを目指すものである。
1.令和6年度の取り組み
令和6年度については、薬学部1年の授業科目である「早期体験学習」において、授業外学修時間の増加を目的としたVRの活用を取り入れることが、第6回薬学部教務委員会(2023/10/2開催)ならびに第7回薬学部教授会(2023/10/6開催)において決定している。なお、取り組みの効果については、DX推進計画と連動し、情報センターで評価検証を行う。
2.指標の設定
VRや生成AIといった最先端技術の活用を正規課程のカリキュラムに取り入れていくにあたり、その効果を検証するため、アウトプットおよびアウトカムに関する指標を設定する。
活用する最先端技術
VR
生成AI(対話生成型・画像生成型)
メタバース
設定する指標(アウトプット)
授業科目数
令和6年度 1科目(VR:薬学部早期体験学習)
令和7年度 7科目(VR・生成AI:薬学部早期体験学習、各学部MDASHリテラシーレベル科目(6科目))
令和8年度 19科目(VR・生成AI・メタバース:薬学部早期体験学習、各学部MDASHリテラシーレベル科目(6科目)、各学部2科目(12科目))
設定する指標(アウトカム)
学生の満足度の向上
令和6年度 学生の満足度を測定し、前年度の満足度(授業評価アンケート)を0.1ポイント以上上回る
※前年度の授業評価アンケートが集計されていない科目については、当該学部の授業評価アンケートの平均値を使用する令和7年度 令和6年度の満足度を0.1ポイント以上上回る
北海道医療大学 情報センター・情報推進課
お問い合わせ先:情報推進課 ips(at)hoku-iryo-u.ac.jp